幸島の紹介ページです。
幸島(こうじま)は宮崎県南部に位置し、無人島の島です。 【周囲】約3.5km~4.0km 【面積】約32~35ヘクタール 【海抜】110m~115m ほぼ全域を常緑広葉樹と照葉樹林におおわれており約100匹のニホンザルが生息しています。このニホンザルを含めた幸島全体が『幸島サル生息地』として昭和9年1月22日に国の天然記念物に指定され、日本を代表するニホンザルの生息地として保護されています。 |
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【幸島のサルについて】 約100頭の野生のニホンザルが生息しています。 他のニホンザルと比べて体型は小さく成人体重でもメスは6キロ~7キロで、オスは8キロ~10キロで1~2キロサイズが小さいのも特徴です。 【珍しい行動】 幸島のサルを一躍有名にしたのが『イモ洗いをする行動』でした。 1953年に1頭の小猿がサツマイモについている土を落とすために、小川で洗い始めたところ次第に他のサル達も同じ行動を取るようになりました。 この様な1つの行動が他の固体に伝播し継続する事は『文化』だとされ、当時、人間以外は文化を持たないとされた風潮の中で、『文化を持つサル』として世界的に有名になりました。 現在では芋に塩味をつけるという行動に変わりつつある様です。 また、砂と麦が混ざったものを水の中に入れて分離させる『麦洗い行動』をするサルもいます。 |